タイ料理の食材、レシピはアジアフーズタイの味

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地域別食文化

 

  タイの国土は下の地図でわかるようにどちらかというと南北に長くて、面積は日本の約1.5倍あります。ですから一口にタイ料理と言っても地域によって様々な料理があるのはご存知のとおりです。そこで地域別の食文化についてざっと書いてみます。

インドシナ半島の地図

  タイは周囲のぐるりをカンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)、マレーシアに囲まれていて、それぞれの国の食文化はタイ各地の地方料理に反映されています。そしてそのことがタイ料理の大きな特徴であり、魅力でもあるわけです。

  ではまずは日本でのタイ料理のイメージに一番近い中部タイのことから。

  中部はアユタヤ朝から現在に至るまで600年以上にわたって政治と経済の中心地です。土地は平地で水も豊かで、タイの穀倉地帯でもあります。またタイ湾に面しているので漁業も盛んで食材は非常に豊富です。代表的な料理はケーン(汁物、カレー)やヤム(和え物、サラダ)などですね。砂糖やココナッツミルクを多用するので「ワーン(甘い)」といわれることもあります。十分辛いですけどね。

  またバンコクを中心として華僑や華人が持ち込んだ中国料理がタイ化して日常の料理になっているのも特徴といえます。麺類や炒め物なんかがそうです。さらに伝統的な宮廷料理も連綿と受け継がれています。

  山岳地帯の北部の中心はチェンマイ。チェンマイといったらカントークという丸いお膳で出てくる郷土料理が有名ですね。ナム プリック オーン(ミートソース風辛味みそ)やケープ ムー〈揚げた豚の皮〉、カオ ヌン(蒸したもち米)などが代表的なメニューです。あとはカオ ソーイ(揚げ麺のせカレーラーメン)などミャンマー(ビルマ)の影響を強く受けている料理がやはり多いです。

  北部の料理は「マン(脂っぽい)」といわれ、ネーム(豚肉のソーセージ)のように肉や内臓を使った料理が多いのも特徴です。

  次はイサーンと呼ばれる東北部です。イサーンはコラート高原の台地が続き土地はやせ塩分が多く、雨も少ないので農業にはあまり適していないようです。イサーン人はラオスのラーオ族と同じ民族で、ラオスの食文化とほとんど違いがありません。

  イサーンの料理は「ペッ(辛い)」や「ケム(塩辛い)」などと表現されています。

  ラープ(ラオス風の肉とハーブの和え物)、ソムタム(青パパイヤの和え物)、ガイヤーン(バーべキューチキン)は三大絶品イサーン料理だと思うんですがいかがなもんでしょう?

  最後にマレーシアへと続く半島部の南部について。

  基本的には中部タイと同じ系列ですが、海産物をより多く使うのと、ターメリックや乾燥トウガラシを使うので黄色や赤の料理が多いような気がします。またマレー料理や福建料理の影響が強いようです。サテ(焼き鳥、肉の串焼き)やナシゴレン(炒飯)などはそのままマレー、インドネシア料理だし、言葉も南へ行けば行くほどタイ語よりマレー語のほうが通じやすくなりますよね。またイスラム教徒が多くなるので鶏肉が多用されるようになります。

  南部料理も「ペッ(辛い)」と表現されますが、個人的にはこの南部の料理が一番辛いような印象があるんですがみなさんはいかがでしょう?

  以上ざっと見てきましたがすでにみなさんお気づきのように、タイ料理を食べると言うことはすなわち東南アジア各国の料理を食べるということになるわけです。まさにタイは東南アジアの食文化の中心なわけですね。

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