タイ料理の食材、レシピはアジアフーズタイの味

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タイ料理の魚

 

  『野に米あり、水に魚あり』

  13世紀初頭に成立したタイ族最初の国、スコータイ王国のラームカムへーン王の記念の石碑に記されたこの言葉が示しているように、チャオプラヤー川流域の肥沃な大地に育まれた米と魚、また河川のみならず、眼前のタイ湾からの数多くの漁獲は当時も今もタイの食の基本です。

  したがって、タイに旅行に行っておいしい魚料理を味わってきた方も沢山いらっしゃると思いますが、『おいしかったけど結局あれはなんという魚だったわけ?』となんとなくすっきりしないあと味をおもちの方もまた数多くいらっしゃると思います。

  そこで、タイ料理でよく使われる魚とその代表的な料理を紹介します。ただし、この料理には必ずこの魚を使わなくてはならないといった厳格なきまりはないので、レストランや食堂によってかなりいいかげんに色々な魚が使われているのもまた事実ですので、あくまで参考程度にしておいて下さいね。

  プラー チョーン(タイワンドジョウ、ライギョ) : 鋭い歯のはえた大きな口を持つその荒々しい外見から、スネークヘッドと呼ばれる東南アジアの淡水魚としてはかなりポピュラーな魚で、市場で見かけたことのある方も多いと思います。獰猛な見かけとはうらはらにその白身は非常に淡白なクセのない味です。『プラー チョーン ペッサ』はこの魚を蒸して魚形の鍋に入れ香草や塩漬けした梅などとともに煮た料理です。タイの代表的な魚料理としてまた『トム ヤム プラー』の具としてもよく使います。

  プラー ニン(ナイルティラピア) : アフリカ原産ですが東南アジア全域で自然繁殖し、また、養殖も盛んに行われている白身の安価な魚です。この魚をカリカリに揚げて甘辛いソースをかけた『プラー ニン トート ラット プリック』はどのレストランのメニューにものっているでしょう。また、ココナッツミルクの入らないすっぱいタイカレー『ケーン ソム』の具や、『ホー モック プラー』(魚のすり身とレッドカレーペースト、ココナッツミルクを混ぜて、バナナの葉の器に入れて蒸したもの)にも使われます。

  プラー グライ(ナギナタナマズ) : ペーパーナイフのようなその形から、日本名や英名のナイフフィッシュという名前がついています。その身は白身で非常に柔らかく味も良いのですが、小骨がすごく多くたたいて調理されることが多く、すり身にして『トート マン プラー』(ピリ辛のタイ風さつま揚げ)によく使われます。おいしいですよね!

プラー ドゥックの炭火焼

  プラー ドゥック(ナマズ) : これもまた、白身で淡白なおいしい魚です。蒸してから軽くほぐした身をカリカリに揚げて、青マンゴとともに辛すっぱく和えた『ヤム プラー ドゥック フー』は絶品です。また、すっぱいタイカレー『ケーン ソム』の具としてもよく使います。

  プラー クラポン デーン(ヒメフエダイ) : 炭火焼の魚を食べさせるようなシーフードレストランの定番で、英語で『Red Snapper』と紹介されているのがこの魚です。市場で売っているのもよく見かける海水魚の代表格です。カリカリに揚げた身を、煮こみ風タイカレー『ケーン パネン』に使ったりもします。

  プラー チャラメッド : 姿はそっくりで色が違う2種類の魚、プラー チャラメッド ダム(クロアジモドキ)と、プラー チャラメッド カオ(マナガツオ)を総称してこう呼びます。どちらも適度に脂がのった白身の身なので、どのような料理にも適していますが、マナオ(ライム)味で蒸した『プラー ジャラメッド ヌン マナオ』はさっぱりした上品な味でお勧めです。

プラー トゥー

  プラー トゥー(プラー ラン)(グルクマ) : 市場などでかごに4〜5匹づつ入れられて売られていたり、干物として売られているのをタイ全土でよく見かけるサバに似た青魚です。ちょっと目先の変わった食べ方として、蒸した身をトウガラシやニンニク、ホムデン(紫小玉ねぎ)などといっしょに混ぜてペースト状にして、きゅうりなどの生野菜やもち米と食べる『ナンプリック プラー トゥー』はいかがでしょうか?

  以上、比較的街中で目に付きやすい、また、レストランや食堂のメニューに載っていそうなタイ料理の魚を紹介しました。もしタイにいかれる機会がありましたら、ちょっと意識して探してみると旅行の味付けになって面白いかも知れませんね。

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